トム・フロインドは西海岸を拠点に活動するシンガー・ソングライターで、1998年の『North American Long Weekend』から2014年リリースの『Two Moons』まで計6枚のオリジナル・アルバムを発表(他にライヴ盤やEPなども)。ソロ活動開始以前からプロフェッショナルなミュージシャンとしては活動しており、主にベーシストとしての仕事が多く、長年の活動キャリアを誇るテキサスのバンド"The Silos"やパブ・ロックの代表格グレアム・パーカーのバンドへの参加等で知られている。また、多種の楽器を弾きこなすその才能を買われて(ギター、アップライト&エレクトリック・ベース、マンドリン、ピアノ etc.)、ソロ活動開始後も彼らのツアーやレコーディングに参加するなどプレイヤーとしての活動も継続しておこなっている。さらに活動を遡ると、1992年にメジャー・デビュー前のベン・ハーパーと連名でアルバム『Pleasure and Pain』を発表(アナログのみ枚数限定リリースで一時は中古市場でプレミア価格がついていたが現在は再発)、ふたりの交流はそれ以前から現在に至るまで続いており、2008年のトムのアルバム『Collapsible Plans』はベンがプロデュースし演奏でも全面的に参加、近年もお互いのライヴにしばしば客演したりもしている。そのベンとの交流もお互いの才能に惚れ込んでのことであるが、トムのソングライター/ミュージシャンとしての才能はファンのみならず、多くのミュージシャン達にも一目置かれている。
2009年夏にはフジ・ロック出演のために初来日、その後は2012年&2014年に日本ツアーをおこない各地で好評を博した。
この9月には4年ぶりとなる新作『East of Lincoln』をリリースし、絶好のタイミングでの4度目の来日となる。
official website: http://tomfreund.com/
過去の来日ツアーからの動画をまとめた再生リスト
(10曲目のピアノ曲のみアメリカでのライヴです)